ひとりごと「2020年のアンジュルムを推せなくなった」

私の壮大なひとりごと。
感情のままに、語彙力の無いままにつらつらと


私は、アンジュルムが好きだった。

10月13日夜、2月28日から活動休止をしていた太田遥香ちゃんに関して、アンジュルムとしての活動終了するというお知らせがあった。

ここはあくまで私の捌け口であるので、アンジュルムがどんなグループだったとか、彼女がどういう立ち位置だったとか、どうして活動休止になったのかは各々で調べていただければと思う。

活動休止のお知らせが出たあと、メンバーがアップしたブログからは、いつもの雰囲気とは違った冷たい内容の文章だった。いくら、ルール違反があったとはいえ、同じグループで活動してきた彼女たちが発する言葉は、私にとって辛いものだった。あまりにも彼女を見捨てすぎていたと思う。唯一心を温めてくれたのは他のグループに所属している研修生時代の仲間たちのブログだった。

それから半年以上、彼女に関することはなんの音沙汰も無かった。復帰できないのはコロナのせいだとか、彼女が起こしてしまったことが重すぎるからだとか、ネットでは色々書かれていた。活動休止して反省する期間なのだから、復帰するまでは何もお知らせなんて無いだろうと思ってたけど、やっぱり半年の目処だったりでお知らせがほしいと思う私もいた。

そしてグループはコロナで制限されたなかで活動を始める。ひなフェス、室田瑞希ちゃんの卒業、シングルリリース、ソロフェス、ご褒美番組…

彼女たちが活動を続け、ブログやSNSを更新する中でズキズキと心を抉られる言葉が「アンジュルム全員」だった。
もう彼女はアンジュルムから排除されているのだと、そう思わせるような何気ない一文に勝手に傷付く私がいた。
きっと心の中では彼女を待っていたり、連絡を取っていたりするメンバーもいると信じていたけれど、だんだんと、アンジュルムの活動を見るのか辛くなっていった。

同期も、後輩もどんどん成長する。先輩もそれを見守りときには一緒にふざけあって、結束はどんどん深まっている。
それをただ外からしか見られなかった彼女の心はどんなものだったのか、もう今の私は想像をしたくない。

私が好きだったアンジュルムは、今までのハロプロを壊す勢いのあったアンジュルムで、自分たちの個性をぶつける、所謂物理で殴る、皆で一緒にぶち壊すぜ!みたいなギラギラしたアンジュルムだった。辛いことも悲しいことも、何でも受け入れるとグループ自体がそれを物語っていたはずなのに。それが今はついていけないやつは置いていく、好きな人だけ集まれ!そんなグループに感じてしまう。

アンジュルムは個性派集団。そのテーマが鋭さをもって、今のアンジュルムにはもっと個人個人が強くあるべきという意識があるのではと思うようになった。一度道をあやまった者、弱い者は見捨てる、そんなグループだと思ってしまうようになった。1人卒業するごとに強さを増して輝こうとしていたアンジュルムだったけど、それは彼女の活動休止でも発揮してしまった。

もし、彼女が同じグループに復帰したとしても、一度できた溝や壁は元には戻らないのだと思った。それほどお互いがすれ違いをおこしているのだと。受け入れられないアンジュルムができてしまったのだと。脱退した方が良いと彼女が1人で決めるほどに。

グループは第2章に入り、変わろうとしているのだろうけど、それに私はついていけなくなったのかも知れない。
ついていけなくなった私は、やっぱり、アンジュルムを推す、応援する資格はもう無いのかもしれない。

アンジュルムでの活動を終了して、新しく1からスタートする太田遥香ちゃんが、心安らかに、そして誇り高くハロプロのメンバーとして活動していくことを願う。同期や友人や先輩を信頼して、1人で悩むことがないようにと願う。

そして1人で活動を続けたあとに、メンバー全員から戻っておいでと許してもらえる、そんなことを夢見るけれど、きっとそれも夢のままで終わるのだろうと思う。

結局はLOVEじゃないよ
これは辛いことだよ